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廃棄したプラスチックをケミカルリサイクルし、油(二次資源)を精製。精製後の二次資源の販売・発電を行い電力を電力会社へ卸売する事業です。 精製された資源は主に灯油(≒ジェット燃料)・ナフサとして利用されます。
904万トン(2017年度)
プラスチックは生活に欠かせない素材おり、その利便性から、大量に生産・消費・廃棄され、環境汚染や、 生産から廃棄の過程で発生するCO2が原因による地球温暖化や石油資源の枯渇など、さまざまな問題が起こっています。リサイクル状況に関しては、
処理時の焼却熱エネルギーは半数以上が回収利用されております。 日本ではこれをサーマルリサイクルと呼んでおりますが、燃焼時の熱利用は、「熱利用」「熱回収」であり、リサイクルではありません。
家庭から排出された廃棄プラスチックのリサイクル率
企業から排出された廃棄プラスチックのリサイクル率
国内ではバーゼル条約以降プラスチックの輸出ができなくなり、大量の廃棄プラスチックの処理が問題となりました。その為、現在も国内の様々な企業が本問題に取り組んでいます。 廃棄プラスチックは様々な資源にリサイクルされており、その有名な例としてジェット燃料が挙げられます。
廃棄プラスチックのリサイクル方法は世界的にも広く認知されており、その価値が見直される可能性は十分に考えられます。 国内でも廃棄プラスチックは立派な資源として認知され、現在高騰している処分費用は将来的に見直されると予想されます。 また、再生された油の価格は同種の油の価格を上回ることも期待されます。
廃棄プラスチックで精製した油は灯油・ナフサ質が多く、発電を軽質油で行うと量に不安が残る為、発電を行うよりも、燃料販売の方が事業としては適している。
廃棄プラスチックのリサイクル技術が広がり、精製した油が高騰する可能性
精製した油は軽油質の油が少ない為、当社の発電燃料としては不向きである
国内では灯油ボイラーの代替になり、農家や工場を助ける事ができます。また、世界的にはジェット燃料として普及しており買い手がなくなることはない。
資源から油を精製する際に発生するCO2より、利用後の資源から油を精製する際に発生するCO2量が少なくなります。
リサイクルの場合、天然資源から製造され産業廃棄物になるまでの過程で発生するCO2はカウントされないとされております。